2011年に発生した東日本大震災によって、私たちは多くの人を失い、多くの原風景を失いました。必死に復旧活動をする中で、私たちが強く再認識させられたのは人との「絆」や地域との「つながり」でした。人との「絆」や地域との「つながり」をこれまで以上に大切にして生活すること、原風景を大切にしながらも新しいまちづくりに取り組んでいくこと、これらをおおさきの未来を担う子供たちに伝えていくことが重要であると考えます。

東日本大震災によって、国指定の史跡、有備館は主屋が倒壊し、附属屋は壁や屋根に被害が及び、庭園の各所に地割れや陥没といった甚大な被害を受けました。その後、201311月からの主屋内・附属屋等復旧工事が昨年3月に完了し、大崎市岩出山も確実に震災からの復興の歩みを進めています。

仙台藩初代藩主であり独眼竜と呼ばれた戦国時代の雄・伊達政宗公を偲ぶ政宗公まつりは、1964年の第1回開催以来、今年で53回目を数えます。毎年多くの来場者が詰めかける中で行われる本まつりでの伊達武者行列は大変勇壮なものであり、伊達者と呼ばれた当時の騎馬武者隊・甲冑武者隊の姿を現在に伝える、まつりの代名詞となっております。

昨年9月に発生した関東・豪雨災害により、政宗公まつりとして初めて中止を余儀なくされました。このため、2年越しの事業として、新たな事業構築が求められております。本年は、宵まつりにおいて新たな事業を展開することで、地域の魅力を岩出山内外に広く発信いたします。地域住民に皆様に地域の魅力を再発見していただき、国内・海外の皆様には政宗公まつりを通して岩出山、大崎市の魅力を知っていただくことで足を運んでいただく契機とすべく、本事業を企画いたします。

皆様におかれましては開催趣意をご理解いただき、これまでと変わらぬご協力とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。